てっちゃん(惣郷川鉄道橋)!
山陰線には有名な鉄道橋が二つあります!
一つは兵庫県に掛かっている余部鉄橋・・・24年前の列車転落事故は今も記憶
に残っています。
そして、山陰線最後の構造物工事区間となった、阿武町惣郷川に掛かっている
「惣郷川鉄道橋」です。
惣郷川橋梁は昭和7年10月に完成し、構造はラーメン構造と呼ばれるコンクリート
製で、R600メートルの弧を描く長さ189mの美しい姿をしています。
で・・・今日はてっちゃんに成り代わりまして写真を撮ってきました・・・もちろん仕事です^^;
もちろん列車は走っておりません・・・仕事中ですから待てませんでした(笑
昔、物資を運ぶ道路は海岸線を走るこの狭い道路しかなかったはずです。
トンネル内部は現在はモルタル吹付けで落石を防いでいます。今の191号線が開通する
まで、このトンネルが山陰の主要道路だったと思うと・・・ビックリです!
基礎部分は日本海の荒波に耐えるため、地上に1.5mほど飛び出しております。
半径600mの美しい弧を描くその姿はとても美しいですね~♪
石州瓦の赤い色が山陰の風情を引き立てています。
この橋の上を列車が通り、背景に夕日が写ると最高のロケーションです^^)V
もちろん私は仕事ですから・・・そこまで待つ余裕はありません^^;
皆さんも一度カメラなど片手に遊びに行ってみてはどうでしょうか?
てっちゃんになったつもりで
せっかくだから建設当時の写真を一枚!
(阿武町所蔵の写真を掲載したページから)
これは昭和7年当時の撮影です。
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